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自作ビールを造る

注意:酒税法でアルコール度数1%以上を醸造することは禁止されています。が○○取締法ではないので

いきなり逮捕とかありませんし、管轄は警察ではなく地方税務局です。過去摘発された例は1度だけで

その方は販売までされていたようで、再三の警告を無視したため検挙となりました。判決の内容に「個人が作った場合取り締まりは非常に困難」の旨が書かれていました。当然証拠品の押収が必要で完成品ではなく醸造中のものが必要です。薬物などと違い検挙は結構ハードルが高いですが、自己責任でお願いします。

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この缶詰が糖化されたモルトです

​缶の上にある小さな袋にはイースト菌が入ってます。

BLACK ROCKシリーズは日本語の説明が貼り付けてありますが別のシリーズは英語のみです。しかし特に難しいことはありません。気にするところはボトリングの時の砂糖の量で、大瓶なら4g、750㎖なら3gと言うように物によっても違います。ただ多少間違ったとしても泡が多くなるか少なくなるかだけですので次回のために記録しておけば良いと思います。季節によって一次発酵の進み具合が悪いと泡だらけになります。

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缶を開けるとこのような水飴状態です。ここからは独自の方法で作業していゅきます

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私は23ℓの寸胴を使い17ℓ仕込みます。寸胴は少し水を入れ沸騰させて殺菌しておきます。

次に片手鍋にお湯を入れモルトを薄め寸胴にうつしていきます

最後は缶にお湯を入れすべて出し切ります。ついでに砂糖を溶かします。

今回砂糖の量は500g

この砂糖の量を増やすとアルコール度数が上がります。糖度の70%ぐらいがアルコールになると考えてください、但し糖度が25%位を超えると発酵できなくなります。また、糖度と発酵期間は正比例しません。糖度が6度ほどで7日なの対し15度になると1ヶ月程かかるようになります。

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全て溶かし終わったら17リットルまで水を足します。

お湯及び水の計量に私は2.7ℓの焼酎ペットボトルを使用してます。6本でモルト缶容量含めると少し多めになりますが夏は少し蒸発するので18ℓ程にします。

 

多少多くても少なくてもたいした問題にはなりません。

できたら温度を確認します30℃前後でかまいません35℃位だと発酵か早すぎて沸く(場合によっては溢れる)ことがあるので注意してください

一応糖度計ってます。記録忘れたけど

最後にイースト菌を振りかけます。

ちなみにイースト菌とはパンを焼くときのイースト菌と同じです。

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二日目です順調に発酵してます。

毎日撹拌しろと書いてあるが私は二日目とボトリング前日しか撹拌してません

ただ単に忘れてるだけですが

​これで通常七日間発酵させます

連日猛暑日とかなら6日でもOK

逆に寒冷なら10日と言うこともあります。見極めは感です適当です。

長い分には問題ありません発酵が終わったからと言って酵母菌が全滅するわけではありません

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一週間たったのでボトリングします。

​アルコール度数は4度ぐらいとなります。

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空き瓶を26本(17ℓ分)用意します。瓶ビールを飲んだ後直ぐに洗浄して乾かし王冠で蓋をしておきましょう怠ると虫が入ってることがあります。

砂糖を4g(表示を確認)なにかの器にとりビールでとかし、それを瓶に入れます。

最後少し余る場合は耐圧ペットボトルに詰めるのもいいでしょう。耐圧ペットボトルとは炭酸飲料が入っていたペットボトルです。くれぐれも普通のペットボトルに詰めないように、破裂します。

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瓶の口近くまで残りのビールを入れます。

粘度の高い物や未発酵の糖が残っていると泡切れが悪く詰めるのに時間が掛かるようになります。

打栓器と王冠を用意しておきます。

​王冠も色が色々あります。

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王冠を乗せて打栓器をセットしたら

 

 

 

 

 

 

 

力一杯レバーを押し広げます。

​結構力がいります。

これで一本完成です。残りを同じように詰めてゆきます。詰め終わったら3週間ほど寝かしましょう

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こんな感じになります。  消耗品のみの価格で言うと1本105円程度となります。

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最後の方に詰めた物は澱が増えて濁りますが瓶の底に沈むので問題ありません

​このビールキットなどは楽天で入手可能です

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